1992年発行書籍

北沢功訳

栃木県が中国浙江省と友好関係を締結してから5年。今こそ、「こころの交流」を図る時が来た。省都杭州で発行された『杭州松的傳説』をわかりやすく翻訳した民話集。原作『杭州傳説』に収録の全48話に切絵を入れた。

四季の野生自然史研究

菊地知義

私たちの身近な自然が、少しずつ消えていく。森や林がいつの間にかなくなって、そこにいたノウサギやリスの姿が見えなくなっている。この消えゆく自然と、多くの生命の姿を記録し、さまざまな野生の姿を紹介。

下野軍記壮烈野州攻防誌

島遼伍

合戦、謀叛、殺戮、流浪-一族の興亡を担い、中世・野州大地を阿修羅のごとく駆け抜けた騎馬武者たち。宇都宮氏、小山氏、那須氏ほか、下野諸家の栄光と悲惨を渾身の筆で描き切った待望の歴史時代小説集。

新・田中正造伝現代に生きる正造思想

朝日新聞宇都宮支局編

現代に生きる正造思想を追い、北海道サロマから沖縄まで全国縦断取材。朝日新聞栃木県版64回の連載に小松裕「正造の直訴をめぐって」、布川了「谷中村の滅亡」、年譜、解説などを加えて内容充実。図版・写真多数。

はじめて登山をする君たちへ高校岳人に贈る

石川茂治

「山の事は山で学ぶ。ひとりでも多くの岳人に登山の楽しみを深化していただきたい」。遭難無事故35年の実績を誇る栃木県高体連登山部を指導してきた氏が贈る、高校生はもちろん中高年登山者まで必読の登山入門書。

二荒山は炎の中に宇都宮空襲と戦時下のくらし

宇都宮平和祈念館建設準備会編

51年前の7月12日深夜、宇都宮の街は赤く燃え焦土と化した。第14師団の軍都であった時代から戦時下の教育、くらし、そして戦後の民主主義までのあゆみをビジュアルに再現。資料、写真、図版多数。早乙女勝元氏推薦。

栃木県歴史文化研究会編

郷土の歴史と文化の掘り起こしを目的に発足した栃木県歴史文化研究会の年会誌創刊号。北口英雄「高田一門の造仏活動」、竹末広美「日光宿の研究」などの論文のほかに、研究ノート、随想、研究会の記録、各種情報を収録。

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