勝道上人が生きた時代 「補陀洛山建立修行日記」をめぐって

勝道上人が生きた時代 「補陀洛山建立修行日記」をめぐって

(978-4-88748-277-7)

佐藤 壽修

幾多の困難に打ち勝ち日光山を開いた勝道上人。その生きた時代を考究するとともに、後年の偽作とも称される「補陀落山建立修行日記」を検証する。
「勝道上人は、最晩年に近い816(弘仁7)年4月、日光二荒山神社境内の裏手の男体山に発生した土石流に極めて間近に遭遇していたのである。しかし「補陀落山建立修行日記」については鎌倉時代の偽作であるとの説が定着しているようであるが、果たして軽視したままでよいのか。勝道上人が生きた時代をよく見てみようではないか」(本文より)

A5判/並製/232頁/定価1980円(本体1800円+税)
ISBN 978-4-88748-277-7
2013年6月24日 第1刷発行

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¥1,980(税込)
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