下野古麻呂と藤原不比等
下野古麻呂と藤原不比等

 福田三男

古麻呂と同時代を生きた不比等ら若き官僚グループと持統天皇、草壁皇子母子などの皇族たちの濃密な人間関係を描く。「わが下野国には、歴史に名を残す古麻呂がいた。わずかな記録を丹念にたどり、古代の謎の人物を蘇らせた労作である」立松和平。(B6判/228頁/定価 本体1600円+税)
 ISBN 4-88748-080-6
電子書籍


福田三男●ふくだみつお

1947年、宇都宮市生まれ。
上智大学文学部新聞学科卒業。
現在、下野新聞社勤務。
日本ペンクラブ会員。
著書に『光と風の大地から-下野古麻呂の生涯』(随想舎)
目次

  はじめに  7


  第一章 幼、少年時代  11

      蘇我一族/大化の改新/東国国司/大唐学問僧/
      幼、少年期の不比等/古麻呂の幼、少年時代

  第二章 青・壮年期  63

      壬申の乱――前夜/壬申の乱/大海人皇子の勝因/
      壬申の功臣/不比等・古麻呂のデビュー/下野一族の人々/
      持統天皇の時代/黒作懸佩刀/不比等と娘たち/大宝律令

  第三章 律令以後  101

      藤原京/古事記・日本書紀

  第四章 古麻呂、不比等、持統天皇  141

      持統朝の古麻呂、不比等/下野薬師寺の建立/
      下野薬師寺のライバル――東国の初期寺院/
      下野薬師寺と古麻呂/三つの薬師寺

  第五章 下野薬師寺  171

      下野薬師寺/発掘――下野薬師寺/文献上の下野薬師寺/
      戒壇院設置/その後の下野薬師/江戸期の下野薬師寺

  第六章 天平の甍  201

      飛鳥寺系瓦/山田寺系瓦/川原寺系瓦/下野薬師寺の瓦/
      下野薬師寺と興福寺/壬申の乱と川原寺系瓦


  あとがき  223