地域福祉を考える ノーマライゼーション社会の実現を目指して
地域福祉を考える

 ノーマライゼーション社会の実現を目指して


 山田昇


 「保護から自立支援へ!」。社会福祉は個人の尊厳を尊重することから始まる。しかし、ノーマライゼーション社会の成立を阻害しているものは、人間が持つ、差別、排除意識なのではないだろうか。福祉力をアップするための社会福祉入門講座。
(四六判/116頁/定価 本体1000円+税)


編著者紹介 山田 昇


1944年栃木県茂木町生まれ。
仏教大学社会学部社会福祉学科、日本社会事業大学大学院博士前期課程修了。
1964年から2002年3月まで栃木県庁職員として福祉行政に従事。
1998年4月から2002年3月まで栃木県社会福祉協議会事務局長。
2002年4月佐野短期大学社会福祉学科教授。
2002年4月から2004年3月まで社会福祉法人桜和会特別養護老人ホーム「大栗の里」施設長。
著書に『福祉を考える』『輝けシルバーライフ』『今、高齢者福祉は』(随想舎)など。

目次

はじめに   6

福祉と人権について
 ―ノーマライゼーション社会の実現のために―

  はじめに   10
  1 福祉は国民共通の問題   11
  2 これまでの福祉と差別排除   15
  3 個人の尊厳とノーマライゼーション   18
  4 基本的人権と福祉   21
  5 インテグレーションの考え方   24
  6 社会福祉を取り巻く状況(福祉・街・人)   28
  7 地域で支えあうことの大事さ   35
  8 障害をもつ人々の地域生活   37
  9 児童・老人の虐待について   43
  10 福祉教育・人権教育の推進   48

地域の福祉力をアップするために
 ―みんなが主役の地域福祉―

  はじめに   54
  1 私たちの生活と社会福祉を考える   56
  2 生活の基盤である「地域」を考える   65
  3 どのように推進するか   68
  4 地域の福祉力をアップするために   69



社会福祉基礎構造改革と福祉の潮流
 ―これまでの福祉・これからの福祉―

  はじめに   74
  1 これまでの福祉は貧困対策   74
  2 個別より全体で。「施設福祉」が中心   75
  3 ここ10年の社会と意識の変化   76
  4 社会福祉には甘さがあった   77
  5 対症療法的福祉の限界   79
  6 一部の弱者対象ではない   80
  7 「する側」と「される側」が対等でない   81
  8 職員を見て暮らす施設の生活   82
  9 「単品福祉」から総合福祉へ   83
  10 これからは「質」の勝負   85
  11 福祉にも情報公開が義務づけ   86
  12 苦情を言う権利、利用する権利の擁護   87
  13 苦情処理の窓口の設置   88
  14 保護から自立支援へ   89
  15 5つの社会福祉改革   90
  16 行き場のない高齢の障害者   92
  17 制度改革の5つの施策   94
  18 社協も変わらざるを得ない   95
  19 NPOは戦略を   96
  20 福祉は信頼関係の業種   98

  参考資料   101