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有機の国から2006winter

有機の国から2006winter

生産者の顔が見えるおいしいオーガニックマガジン

随想舎編 協力:ポラン広場のベジタ

 今回の特集は「食卓の名脇役イモ」。主役たる力量は十分あるにも関わらず、決して表舞台には現れない。食材としてのバリエーションは数限りなく、栄養面でも優れたイモ類を徹底分析。また「さまざまな農のあり方」として茨城県の自生農場を紹介します。

B5判/32頁/定価314円(本体286円+税)


編者紹介

「有機の国から2006winter」スタッフ

 ●編集・取材スタッフ

  卯木伸男  鈴木正則  岩田隆幸

 ●写真

  関谷良正(b studio)

 ●デザイン

  有限会社ブランシャ

 ●協 力

  株式会社ベジタ

「編集を終えて」より

 季節は収穫の秋。田畑が一年の中で一番輝いて見える季節になりました。きっと皆様方の食卓には、新米をはじめ取り立ての野菜や果物が所狭しと並んでいると思います。今年は長雨や、台風の影響で農作物の生育が危ぶまれましたが、みんな元気に育ったようです。生産者の皆様ご苦労さまでした。愛情がつまっているとは、このことを言うのだと心から実感しました。ひとつひとつの農作物を手にするとき、本当に頭が下がる思いです。
 今号は、食卓の名脇役「イモ」を特集してみました。繊維質たっぷりで、どんな料理にも合うイモ類ですが、その存在が当たり前すぎて、今までイモ力たるや真剣に考えたことがありませんでした。イモさんごめんなさい。ところが今回取材をしてみたら、その実力はピカイチということが判明。特にサトイモは、中国で紀元前から栽培された記録があり、日本でも縄文時代中ごろから栽培されている作物だと教えていただきました。つまり私たちの祖先が農業を始めたころから存在する食物なのです。栄養面でもタンパク質、ビタミン、食物繊維が豊富で、サトイモのぬめりは胃潰瘍を予防してくれるというから驚きの実力です。サツマイモ、ジャガイモも同様の実力。今日からイモを見る目も変わること請け合いです。生産者のほか乾燥イモ、お総菜など加工品もご紹介しました。ぜひ、ご賞味ください。
 また、今号にも夏のギフトに引き続いて、オイシサいっぱいのオススメをたくさん用意しました。お歳暮によし。クリスマスによし。お正月によし。そして、自分で食べてよしの食品ばかりです。ご注文のほどよろしくお願いします。
 最後になりましたが、今号の編集制作にあたり関係者の皆様には大変お世話になりました。この場を借りて厚く御礼申し上げます。次号は07年夏に発行の予定です。ぜひ、ご意見、ご要望をお寄せください。『有機の国から』は、読者と共に作るオーガニックマガジンです。(U)



目 次

特集 食卓の名脇役・イモ

●食卓の名脇役・イモ
 「大地の恵み」そのままの味は、今が旬
  熊谷 亨(サブチーム長)
  高田明子(主任研究員)
  [独立行政法人 農業・食品産業技術総合研究機構 作物研究所
   食用サツマイモサブチーム]

●【生産者の取り組み】
 「土と対話し、収穫の喜びを享受」

●【加工業者の取り組み】
 「素材本来の持ち味をそのままに」

●【さまざまな農のあり方】
 「農業という仕事。農業という生き方」

●情報トピックス
 「ポラン広場つくばが発足」
 -共鳴、共振、相互発展をテーマにネットワークづくりに邁進

●ベジタ会員の声
 「有機で育む家族の健康」

●情報トピックス・案内
 「ベジタ冬の特選ギフト」「ポラン広場の宅配」