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足利浪漫紀行

『足利浪漫紀行』(新編)

日下部高明・菊地卓

91年出版の好著『足利浪漫紀行』を47項目に増補改訂。足利地域を縦横に網羅。太平記の故郷「足利」を古代から現代にいたるあゆみ、見どころをイラスト、写真、図版を交えて、わかりやすく紹介した歴史案内。

(A5判/256頁/定価 本体1800円+税)
ISBN 4-938640-91-0


著者紹介

日下部高明=現在、栃木県立栃木女子高等学校校長。主要著作、「近代足利市史・6巻」編

菊地 卓=現在、栃木県立足利南高等学校教諭。主要著作、「栃木県の歴史」(山川出版刊)


目 次

新編 足利浪漫紀行●目次
足利にさらなるロマンを追い求めて  日下部高明 3
「足利浪漫紀行」出版によせて  中央大学教授 峰岸 純夫 7
足利の歴史  菊地  卓 8

JR足利駅から
 足利学校 日本最古の最高学府●No.1  20
  「学校」の変遷と文化財保護  22
 鑁阿寺 中世の館跡にある源姓足利氏の氏寺●No.2  24
  源姓足利氏の発展  26
 戸田家陣屋跡 足利藩1万1千石の役所跡●No.3  28
  足利在郷町の成立  30
 足利市立美術館 街の活性化を図る市民のミュージアム●No.4  32
  『翻刻植物学』の周辺  34
 柳原用水 新土木技術の開花●No.5  36
  百歳を越えた足利銀行 38
 織姫神社 足利銘仙時代の遺産●No.6  40
  足利織物(I)織物産業の誕生  42
 機神山山頂古墳 地方首長の墳墓か●No.7  44
  足利織物(II)近・現代の流れ  46
 足利友愛義団の碑 産業人の精神とモラルを培う●No.8  48
  産業ブルジョワジーとモラルの問題  50
 長林寺 戦国足利の領主長尾氏の菩提所●No.9  52
  足利織物(III)『足利銘仙』の盛衰  54
  丸山瓦全と文化財  55
 近藤徳太郎像 近代足利織物の父●No.10  56
  近藤を迎えた足利社会  58
  「足利銘仙」の新技術は  59
 白石山房 気骨の画家田崎草雲のアトリエ●No.11  60
  足利の都市起源と東山道  62
 木村織物工場跡 全国有数の輸出絹織物工場跡●No.12  64
  三島県令と足利の土木事業  66
 勧農城跡 入部時の足利領主長尾氏の拠点●No.13  68
  足利における中世城館の分布  70
 鉄道のはじまり  72

東武足利市駅から
 渡良瀬川 山と川のある町足利●No.14  76
  鉱毒事件と足利農民  78
 足利模範工場 日本の代表的産業遺産●No.15  80
  トリコット産業の盛衰  82
 八幡山古墳群 群集墳に見る古代人の生活●No.16  84
  二つの赤レンガ工場  86
 山辺八幡宮 隠れた文化財の宝庫●No.17  88
  二つの足利氏  90
 三栗谷用水 河南を潤す渡良瀬の水●No.18  92
  みくりやの水  94
 歴史研究との出会い  96

東武福居駅から
 例幣使街道 京都と日光を結ぶ歴史の道●No.19  100
  近世の交通  102
 中里城跡 在地武士の館●No.20  104
  渡来人の技術  106
 梁田戦争戦死塚 今に残る戊辰戦争の跡●No.21  108
  福居の遊廓  110
 矢場川 県境をなす渡良瀬川の名残●No.22  112
  矢場川村の分村越県合併  114
 藤本観音山古墳 県内最大の前方後方墳●No.23  116
  古墳文化の北上  118
 川島氏居館跡 土累と濠をめぐらす中世の館●No.24  120
  梁田御厨の地  122
 須藤玄佐の種痘所 種痘術の先駆者●No.25  124
  新しい“みくりやの水”  126
 渡良瀬川畔の板碑群 中世下野武士の卒塔婆●No.26  128
  足利の板碑  130
 古文書の解読を学ぶ人々  132

JR山前駅から
 大岩山毘沙門天 真言密教の古刹●No.27  136
  足利の絵馬  138
 岡島忠助邸跡 両毛有数の生糸商●No.28  140
  輸出絹織物業の勃興 岡島忠助の役割  142
 山下八八之碑 天下無双日本一の力士●No.29  144
  ああ、足利西高校定時制  146
 産業遺産保存の難しさ  148

せせらぎ号で(足利市営バスI)
 千蔵院 水戸天狗党の黒幕医師青木陽民の壇家寺●No.30  152
  水車撚糸業の街  154
 養源寺と板倉神社 在地武士板倉氏の墓所●No.31  156
  放浪のひと六部の道運  158
 赤雪山と忠綱伝説 湖底に沈む悲劇の道●No.32  160
  足利の山車  162
 織物と足利の活性化  164

JR小俣駅から
 木半邸の跡 社会の近代化に寄与した足利最大の織物買継商●No.33  168
  小俣の渋川氏  166
 鶏足寺 将門伝説に彩られる古刹●No.34  172
  将門伝説をめぐって  174
 大川家 近世・近代の歴史の宝庫を訪ねて●No.35  176
  中世の石造美術品  178
 歴史学との出会い  180

せせらぎ号で(足利市営バスII)
 山川長林寺 今に伝わる七不思議と寺宝の数々●No.36  184
  大沼田と人々の暮らし  186
  長尾氏の家臣大沼田氏  187
 口明塚古墳 足利につくられた「石舞台」●No.37  188
  橋本郷の農民たち  190
 潮田千勢子の碑 鉱毒被害の救済にあたる●No.38  192
  渡良瀬川の舟曳人足  194
 在村蘭学の研究  196

JR富田駅から
 栗田美術館 古伊万里・古鍋島の世界的なコレクション●No.39  200
  儒者人見氏の里  202
 岡崎山 陸軍特別大演習と昭和天皇●No.40  204
  『太平記』と足利の観光戦略  206
 迫間湿地 動植物の宝庫●No.41  208
  ある奉公人の生きざま  210
 足利の文学碑  212

やまなみ号(足利市営バスIII)と田沼町営バスで
 足利城跡 戦国時代長尾氏の山城●No.42  216
  戦国期の城郭  218
 水田と条里制の跡 土地に刻まれた歴史●No.43  220
  自由民権のエネルギーはどこへ  222
 樺崎八幡宮 浄土庭園をめぐらした樺崎寺跡●No.44  224
  源姓足利氏と浄土庭園  226
 浄因寺 県名勝第1号、関東の高野山●No.45  228
  山の水車と里の水車  230
 金蔵院と清源寺 尊氏の重臣南氏の遺跡●No.46  232
  足利荘と尊氏  234
 僧行基と弘法大師 仏教思想の伝道者●No.47  236
  初期仏教文化の足跡  238
 足利の年中行事  240

織姫山山頂から  241
 足利の歴史本文対応略年表  244
 注釈  248

あとがき  252
新編足利浪漫紀行あとがき  254