森詠の今日のつづきは、また明日
森詠の今日のつづきは、また明日


 森  詠

栃木県那須に育った著者が、ふるさとについて語った熱い思い。同名の下野新聞連載に加筆、写真を加えた53話。映画「少年記 オサム14歳」のスチール写真も掲載。「風。緑。那須の山。ノスタルジア」、映画の原風景はここにある。

 四六判/並製/248頁/定価 本体1000円+税
 ISBN 978-4-88748-176-3
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著者プロフィール 

森  詠(もり えい)

 1941年東京都生まれ。
 東京外国語大学イタリア語科卒。
 『週刊読書人』編集者の後、独立フリーに。『週刊ポスト』記者などを経て、小説『黒い龍』、ノンフィクション『黒の機関』で作家デビュー。
 主な著作は、『日本封鎖』、『燃える波濤』(第1回日本冒険小説協会特別賞受賞)、『雨はいつまで降り続く』、『夏の旅人』、『ナグネの海峡』、『横浜狼犬』、『オサムの朝』(第10回坪田譲治文学賞受賞)、『精算』、『那珂川青春記』、『七人の弁慶』、『少年記 オサム14歳』など。


 
目 次


第一章 我が子たちの幼年記

    幼名を付ける
    子どもは言葉の天才だ
    テレビに子守をさせない
    子どもたちの変身願望
    ぼーっとする時間
    マンガで空想力をふくらませる


第二章 私が愛した動物たち

    おんどりのタロ一
    ジョンとレオに教えられたこと
    わた愛しき迷犬ラッシー
    ミントがわが家にやってきた
    ミントは僻むイヌ

第三章 「少年記」とノスタルジア

    「オサムの朝」と「少年記」の間
    映画「那須少年記」スタート
    東北本線の思い出
    那須の短篇映画祭
    ぼくが映画少年だったころ
    ぼくたちの汽車ぽっぽ

第四章 「那須少年記」撮影裏話

    「那須少年記」クランクインの日
    木造校舎の思い出
    荷馬車を探せ
    県知事に出演を依頼
    「那須少年記」は時代劇?
    須賀川のお母さんたちの炊き出し
    「那須少年記」のメロディー
    子どもたちの夏は終わった
    頑固一徹な初山監督
    映画館が消えた

 第五章 懐かしい昭和30年代

    安藤勇寿さんとの出会い
    ぼくらはよく歩いた
    昔、木炭バスが走っていた
    雑誌付録はぼくらの楽しみだった






第六章 父のせなか、家族の話

    手作りの誕生日プレゼント
    親父と母との別れ
    反論しない父の美学
    男とは違う女の見方
    父を連れてスペイン家族旅行
    父にも至福の時はあった


第七章 この頃、つらつら考えた

    お正月の楽しみ
    「那須少年記」のポスター
    雪の日は何をしよう
    便利さと安全は人をだめにする
    オール栃木の「那須少年記」応援団
    子どもは遊びの天才だ


第八章 那須の自然と日々雑感

    映画「那貌少年記」の主題曲できた
    撮影に苦労した雪の那須岳
    レンゲ畑が消えた
    地産地消の大切さ
    食の安全は誰が守る?

第九章 「那須少年記」を観ながら考えたこと
    「那須少年記」の初号試写会
    オサムの母親岸本加世子を見て
    ぼくの母は変わり者
    「大月」先生の思い出
    映画完成披露試写会に涙