随想舎 

とちぎ農作物はじまり物語

橋本 智

 カンピョウ、アサ、イチゴなど栃木県が全国に誇る農作物はいかに導入されたのか。先人たちの歴史を掘り起こし、その功績と労苦を描いた物語。
 本書は、栃木県の農業発展に尽くした彼ら先人たちの歴史を掘り起こし、ゆかりの地や記念碑・エピソード・美術などを紹介する読み物である。これにより関係者はもとより一般の方々が、農業を切り口とした地域の歴史に関心を持ち、とちぎの農作物に対し理解を深めていただくことを期待している。〈「はじめに」より〉

A5判/並製/168頁/定価1650円(本体1500円+税)
ISBN 978-4-88748-185-5

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著者プロフィール

橋本 智  (はしもと さとし)

昭和42年(1967)、埼玉県に生まれる
平成元年(1989)、宇都宮大学農学部農業経済学科卒
 栃木県立佐野高等学校農業科教諭
平成8年(1996)、栃木県立栃木農業高等学校農業科教諭
 現在に至る

〔著書〕
『全国農業博物館・資料館ガイド』筑波書房・平成14年(2002)
文部科学省検定教科書高校農業『農業経営』(実教出版)編集協力者

目 次

第一章 干瓢〈カンピョウ〉

第二章 酪農

第三章 二条大麦〈ビール麦〉

第四章 煙草〈タバコ〉

第五章 〈イチゴ〉

第六章 葡萄〈ブドウ〉

第七章 〈アサ〉

第八章 韓国農業近代化の父・禹長春