随想舎 
歴史と文化15号

歴史と文化15号

栃木県歴史文化研究会編

 【研究論文】泉正人「由緒意識と地域社会~壬生氏旧臣を素材に」、大熊哲雄「長呂・かわたの河原幕物に込められた意味・主張について~東日本の弾左街門由緒書等をめぐる籠多称の嫌避・拒絶と長呂称の貴示」、大関利之「大愃狂人こと関口玄磨の考古学」などを収録。

B5利/100頁/定価2200円 (本体2000円+税)

cartへ

編者紹介

栃木県歴史文化研究会 (とちぎけんれきしぶんかけんきゅうかい)

 郵土の歴史と文化の研究を推進する目的で1991年に発起。講演会や各分野別の講座・セミナーを開催するほか、機関紙「歴史と文化」を発行。


目次

印頭言 首都圏形成史研究会に招かれて 大崎津良 1

研究論文
由緒意識と地域社会 ― 壬生氏旧臣を素材に 泉正人 3
長呂・かわたの河原幕物に込められた意味・主張について ― 東日本の弾左街門由緒書等をめぐる 籠多称の嫌避・拒絶と長呂称の貴示 大熊哲雄 13
大愃狂人こと関口玄磨の考古学 大関利之 29

研究ノート
塩那地方の千本枕と餅つき唱小考 ― 熊野譜を中心とした事例をもとに 中山光一 49
近世、康政期における古沿藩の犬驾い禁令について 磯島康 60
面門微笑の大勝金剛について 瀬澤竜雄 65

書評
石井進監修『下野山川長林寺之研究』 松本一夫 73
平野哲也著『江戸時代村社会の存立構造』 齊藤惜正 76

歴史点描
ストーンサークル研修旅行 吉村久仁子 79

活動記録
栃木県歴史文化研究会活動の記録 81

各種情報栏
文献情報(図書一覧・研究論文一覧) 85
平成十七年度栃木県内発掘調査情報 90
栃木県内所在文化財新規指定等の状況(平成十七年度) 93