
歴史と文化 20号
栃木県歴史文化研究会[編]
歴文研20周年記念号。研究論文、阿部邦男「蒲生君平の生涯と『山陵志』撰述の意義」、千田孝明「足利樺崎寺赤御堂考」、研究ノート、中田太郎「近世下野国における道徳的視点からの「間引き防止」教化」などを収録。
A4判/88頁/定価2200円 (本体2000円+税)
編者紹介
栃木県歴史文化研究会
郷土の歴史と文化の研究を推進する目的で1991年に発足。講演会や各分野別の講座・セミナーを開催するほか、機関紙『歴史と文化』を発行。
目 次
●巻頭言
地域史研究団体の現状と課題 千田孝明
●創立二〇周年にあたって
歴代常任委員長の言葉
それは五○通の呼びかけ文から始まった 阿部昭
創立の頃 柏村祐司
三代目委員長として 大嶽浩良
二〇周年にあたっての思い出
ありがとう「古墳を歩く会」 大出雪夫
これからの栃木県歴史文化研究会に思う 金井忠夫
●研究論文
蒲生君平の生涯と『山陵志』撰述の意義 阿部邦男
足利樺崎寺赤御堂考 千田孝明
●研究ノート
近世下野国における道徳的視点からの「間引き防止」教化
─その根本にある思想の探究 中田太郎
●書評
松本一夫著『下野中世史の世界』 月井剛
久野俊彦著『絵解きと縁起のフォークロア』 宮田妙子
●活動記録
栃木県歴史文化研究会活動の記録
●各種情報欄
文献情報(図書一覧・研究論文一覧)
平成二十二年度栃木県内発掘調査情報
栃木県内所在文化財新規指定等の状況(平成二十二年度)
●栃木県歴史文化研究会 二〇年の記録
各大会の記念講演・研究報告等一覧
『歴史と文化』総目次