
歴史と文化 9号
栃木県歴史文化研究会編
【論文】香川雄一「東武鉄道の敷設をめぐる地域社会の対応」、月井剛「中世後期における武茂氏の動向」、田中正史「小杉富三郎と小杉方菴」、神山壯「幕末維新期の民衆運動」、篠崎茂雄「祭りの変容」などを収録。
B5判/136頁/定価2200円 (本体2000円+税)
目 次
巻頭言 折目に思う―― 第十回記念大会にあたって 柏村祐司
●研究論文(本会第九回大会報告)
東武鉄道の敷設をめぐる地域社会の対応 香川雄一
中世後期における武茂氏の動向 月井剛
小杉富三郎と小杉放菴――ある国学者の系譜 田中正史
幕末維新期の民衆運動――慶応二・四年の日光領を中心に 神山壯
祭りの変容――いくつかの事例をもとに 篠崎茂雄
●研究ノート
婚にまつわる儀礼 大沼正代
●史料紹介
『報徳全書』にみる齋藤玄昌について――種痘接種の時期と年齢 中野正人
「小泉檀山門人録」について 北口英雄
●話題・随想・書評
世界遺産登録記念特別企画展「聖地日光の至宝」を開催して 千田孝明
椎葉村にて――民俗学聖地巡礼 中山光一
史跡見学 利根川今昔記 吉村光右
書評 原田信男『中世村落の景観と生活』 江田郁夫
●活動記録
栃木県歴史文化研究会活動の記録
●各種情報欄
文献情報(図書一覧・研究論文一覧)
平成十年度栃木県内発掘調査情報
栃木県内所在文化財新規指定等の状況(平成十一年度)