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田中正造と足尾鉱毒事件研究 12号
渡良瀬川研究会[編]
地道な史料の発掘や検証、鋭い問題提起で、つねに正造研究をリード。
板橋文夫「足尾銅山鉱毒反対闘争と天皇制教育への抵抗」、布川了「田中正造の思想形成期における“尊王”」、赤上剛「田中正造昔話“家政の憲法”評価説への疑問」など7論文を収録。
A5判/128頁/ 定価 1,430円(本体 1,300円+税)
目 次
足尾銅山鉱毒反対闘争と天皇制教育への抵抗 板橋文夫 2 ―田中正造の学校教育観と「御真影」奉還運動を中心に― 田中正造の思想形成期における「尊皇」 布川 了 23 田中正造昔話「家政の憲法」評価説への疑問 赤上 剛 43 ―「憲法」という言葉を中心に― 田中正造と国会開設のさきがけ桜井静 塚本四郎 71 ―田中正造と常総の人々(一)― 魚の御宿、涸れ川に水を戻そう旅日記 篠原 功 83 公害の原点・足尾鉱毒事件と田中正造に学ぶ 杉浦公昭 96 ―現地調査学習と現場体験学習― 水俣・土呂久・豊島に田中正造を見た 牧野喜好 107 「足尾鉱毒事件・田中正造記念館」をつくりたい 広瀬 武 113 田中正造と学ぶ会と私 山 堯 115 川俣事件百年祭を振り返って 谷津正巳 119 時 空 ―100年の時間を超えるもの― 坂原辰男 120 「沖縄キャラバン」完走す 乱鬼龍 123 北川辺町「田中正造翁」を学ぶ会 柿沼幸治 125 表紙写真:2000年2月13日、雲竜寺を出発する「押出し再現」の人々(神山勝三氏撮影)