随想舎 
救現 2号

救現 2号

田中正造大学出版部篇

県道拡幅工事計画により、正造生家は一部削減の危機に直面している。開発か、保存か。今、市民は生家完全保存に立ち上がった。栃木県の文化行政の貧困を鋭く突く待望の一冊。

A5判/128頁/ 定価 1100円(本体1000円+税)


目 次

【NO.2 1989】 [講演録] 布川了「谷中亡村80年を問う」 菅井益郎「足尾銅山鉱業停止運動の歴史的意義」 神山英昭「足尾からの報告」 猪瀬健造「足尾からアジアへ、アジアから足尾へ」 [特集・正造生家をめぐって] 田中正造大学事務局「田中正造生家の完全保存をめざして」 益子昇「田中正造生家の保存について」 資料 ・田中正造生家保存整備調査研究委員会「中間答申書」「最終答申書」 ・「田中正造生家の保存の在り方についての意見書」 [地域に生きる-2] 丸木美術館栃木館友の会 [報告・他] 「丸木位里・俊 足尾鉱毒の図」 「甦れ、谷中村 谷中村復活祭」 「第2回谷中村会議」 「映画『明治の義人 田中正造』は何処に」