古賀志の里歳時記 橿と櫻は夫婦なり

古賀志の里歳時記 橿と櫻は夫婦なり

(978-4-88748-257-9)

池田 正夫

聖なる地・古賀志の信仰と歴史を網羅。古賀志山のもう一つの魅力がここにある。
宇都宮市の西北に位置する古賀志山は、標高583メートルの低山ながら、切り立った峰々はひときわ異彩を放っている。あたりには岩山が多く、ハイキングはもとより岩登りのゲレンデとしても知られ、さらに近年はパラグライダーも盛んで、これらアウトドア趣味の人々で賑わっている。
しかし、古賀志山の魅力はそれに尽きない。古くから開けた山里には豊かな生活の歴史があり、聖なる山を崇める様々な信仰が息づいてきた。樹齢数百年を誇る樹木は神木となり、山裾に点在する洞窟や滝は神仏のよりつく聖地とされ、多くの神社や石仏が祀られ、今なお受け継がれた祭りが繰り広げられている。
本書は、そうした古賀志の里の信仰と歴史を、当地出身の著者が古文書をひもとき丹念な調査に基づいてまとめたものである。それはまさしく、「ふるさとの歳時記」にほかならない。

A5判/上製/392頁/定価 3080円(本体2,800円+税)
ISBN 978-4-88748-257-9 C0021 2300E
2012年3月30日 第1刷発行

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¥3,080(税込)
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