随想舎

日光の歴史、田中正造、足尾銅山など地域に根ざした書籍を発行。

山の自然図鑑

鈴木澄雄[写真・文]

 山の魅力ってなんだろう。雪国・南会津の山々をフィールドに、春夏秋冬にわたる自然界の息吹を写し撮った写真の数々。
 山の豊かで不思議な表情を紹介した自然図鑑。ここには忘れかけた故郷、山国日本の自然がある。

B5判/並製/120頁/定価 本体2000円+税
ISBN 978-4-88748-189-3

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著者プロフィール

鈴木澄雄  (すずき すみお)

 1951年東京都三鷹市生まれ。1歳になる直前に東村山に転居、武蔵野の雑木林が遊び場だった。5歳の頃に高尾山に登り、この時の思い出が長じて山好きになる契機になった。東京高専工業化学科卒業、5年半の化学会社勤務の後?のカメラマンをめざす。
 山の写真界は、芸術的に捉える白川義員氏と博物誌的に捉える田淵行男氏が両極に聳え、その間にたくさんのカメラマンが存在している。この混沌状態から抜け出すためには、と考えながら山に登っているうちに、自然の不思議と面白さを写せばよさそうだ、と思い至る。
 こういう被写体は山の中での滞在時間を増やさなければ見つからないので、白神山地以上の広大なブナ原生林におおわれている、といわれる福島県只見町への移住計画を進めている。現在は東京都小平市在住。

 著書に「丹沢を楽しむ」(夢工房)、「心が豊かになる山歩き術」(山海堂)。監修に「中高年のための山歩き」(主婦と生活社)、「絶景!! 富士山と花を眺める百名山」(講談社)など。写真展に「雪山」(モノクロ写真展・ドイフォトプラザ渋谷)、「丹沢写真展」(4人展・秦野市文化会館展示室)など。

著者ホームページ

目 次

[春]

残雪の山
雪国の樹林限界
山の落とし物
マンサク
カタクリの芽生え
ミズバショウ
ワタスゲの花
フキノトウは力持ち
山菜
百花繚乱
トチノキの芽吹き
ブナ若葉
ブユの発生

[夏]

緑の海
サルオガセ
ホオノキの花
初夏の湿原
ヒツジグサ咲く頃
ユリの仲間
山頂にて
ゴゼンタチバナ
ギンリョウソウ
沢へ
恵みの森
巨木あり

[秋]

秋めく山
草紅葉
赤い実
ミヤマナラ
木々の装い
黄葉するブナの森
太平洋側のブナ林
枯木・倒木
キノコの王国
落ち葉の道
紅葉に雪
晩秋

[冬]

雪が降る
白い湿原
白いブナの森
ブナの森の積雪量
冬の樹木
雪の造形
山眠る
野生動物との出会い
追憶の雪山
冬芽膨らむ

フィールド地図
植物の索引
動物・昆虫の索引
参考文献
山を巡って