随想舎 

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田中正造大学ブックレット

救現11号

田中正造大学出版部[編]

 特集は「正造思想の"根"を探る」で、安在邦夫「自由民権運動と田中正造」、赤上剛「日清戦争前後の田中正造の行動と思想」を収録。講演録は、日下部高明「谷中村廃村問題から見えたこと」、澤田猛「田中正造と遠州鉱害史」などを掲載。

A5判/並製/92頁/定価1100円(本体1000円+税)
ISBN 978-4-88748-218-0

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編者プロフィール

田中正造大学出版部

1986年、宇井純氏を招いての講座で開校。田中正造の生家を学び舎に、渡瀬川流域をキャンバスとして活動。主な活動は、定期講座の開催、情報(ニュース・機関紙『救現』)の発信、フィールドワークの案内など。連絡先TEL0283-23-2896(坂原辰男)

目 次

講 演 録
●日下部高明
谷中村廃村問題から見えたこと
 ─吉屋信子の「暗愁」と岩崎清七の「アメリカ興農移民案」
●澤田 猛
田中正造と遠州鉱害史

●神山勝次
足尾銅山の世界遺産登録を考える

●若林治美
田中正造と下野新聞─「田中正造物語」の連載を終えて

特集 正造思想の「根」を探る
●安在邦夫
自由民権運動と田中正造

●赤上 剛
日清戦争前後の田中正造の行動と思想
 ─日清戦争支持から非戦・無戦(軍備全廃)論への軌跡
 あとがき