随想舎 
宇都宮藩と城下・村の人びと

藩の公用日誌を読む

川田 純之

公用日誌は、歴史の宝庫である。
江戸時代中頃、宇都宮藩主戸江戸時代中頃、宇都宮藩主戸田氏の江戸屋敷で作成された藩の公用日誌「当用留(とうようどめ)」。その内容は江戸にいる藩主の動向や藩としての対応に関する幕府への伺いなど、宇都宮での藩政のみならず、江戸時代中期から幕末にかけての宇都宮の姿を見ることができる一級の史料です。本書を通じて、江戸時代における宇都宮の歴史の一端を体感してください。

四六判/並製/268頁/[定価]2200円(本体2000円+税10%)
ISBN 978-4-88748-402-3 C0021
2022年5月20日 第1刷発行

cart

目次
序 章 公用日誌「当用留」の世界へ
第一章 大名戸田氏と幕府
第二章 歴史ある宇都宮城
第三章 街道の維持と整備
第四章 日光社参と宇都宮
第五章 領地支配と藩の財政難
第六章 開国と藩の軍事力
第七章 火災と自然災害
第八章 城下や藩領における事件
第九章 学問・武芸・寺院