大空散歩への誘い

part2
光冠
こうかん
corona

薄い雲をとおして太陽や月を見たときに、
そのまわりに見られる視半径2~3度の小さな光の輪を光冠といいます。
内側が紫、外側が赤で幾重にもできることがあります。
太陽や月の光が微細な雲粒(小さな水滴や氷晶)によって回折されて見られます。
光環とも書きます。
また、太陽によるものを日光冠、月によるものを月光冠といいます。

波状巻積雲にできた光冠

光冠

撮影 海老沢次雄(1990年10月20日09時52分・日光市)

大陸に中心をもつ高気圧にゆるやかにおおわれ秋晴れとなった。
積雲の上にある波状の巻積雲によってできた光冠である。
太陽のまわりは同心円状だが、
太陽から離れるにしたがい雲の縁に沿って色づくようになり彩雲になっている。

© Tsugio Ebisawa

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